その他のゲーム
なはまやらわ
順。


NA・NA・MI ワンダーランド
アルシーヴ(1999)
オムニバスノベル/ゲームC/精液B+(顔5:口0)

ななみが魅せる、15の淫欲曼陀羅(安い説明やなあ)。ちょうど「夢天使」をやったところだったので、同じようにHだけ手軽にみられるノベルティものってことでゲット。しかし・・・。

レビューしようにも、うちのV20では重すぎてマトモに遊べません。かといってハイパワー過ぎるとアニメが光の速さで動いてしまうという極めてワガママなソフトであります(差分出たけど)。ギャラリーモードなし。オプションも字幕ON/OFFとフルスクリーン/ウィンドウ切り替えしかないというシンプルというか投げやりな仕様。

ストーリーの方もなんつ〜か、評価不能です。4コママンガですわ。これぞホントの意味での4コママンガ。起承転結とかじゃなくて、単に4コマで終わる話。超短い。始まりも終わりも中途半端。かといってシュールとかそんな上等なもんでもなし。ただただ。効果音もまた異常で、モニモニモニモニ(おっぱいの音)とかジョッジョッジョッ(クンニの時の音)みたいなHさとは対極にあるような音選びがされてます。フェラの時なんかはそばをすすっているような音が盛大に鳴ってくれます。あんまりにも妙なんで、「もしかしてワザと?」とかウガってしまいましたが、よく考えたらこんなんわかっててやれるわけないもん。だってわかったらこりゃ売れんって気づくだろう、いくらなんでも。

CG原画や、ななみの音声に関してはとてもイイのに、なんでわざわざこういうゲームにするの?こんなゲーム作って声優さんやCG描いてくれた人に申し訳ないと思わんのかね〜。買わなくてもエエな。これは。しかしなあ、パケはカワイイから買ってみないとこんなゲームって予想できん!「無修正!マル秘流出シリーズ2 飯島愛」とか何遍だまされても買ってしまうような人は注意しましょう。

 

ぬきのべ
イザベラ(1999)
デジタルノベル/ゲームC/精液C(顔0:口0)

オムニバス3つからなるデジタルノベル。最初からわかっていたんだよね、あんまり面白くないやろうな〜って。でもね、チラシがすごかったんよ、メガネ女が全身汁まみれで。「こ、これは!」と思わず買ったんだけど。

つ、つまらん。最初から見る小説であると銘打っているので別にゲーム性とか無くてもいいんだけど。「証券OL 美肉の代償」「淫欲学園 ハメられた女教師」「媚薬の臨床試験 牝奴隷看護婦」と、このオムニバスストーリーのタイトルをから、あなたはどういうイメージ抱きますか?そう、そのイメージですよ。安いんだよ、何もかも。読んでて悲しくなるわ。こういうのってそれでもCGがめちゃウマかったら全然文句ないんやけど、ヘ・タ!しかも、汁なんて全然ないぞ!ウソつくな〜!まあ、3980円だったし声はまあまあ良かったからダイアルQ2に電話したと思えばいいか・・・。それでも高くついた気がするが。

しかし、WEBでよく見る「超過激画像満載!」とかいうバナーはいっぺんも押したことがないオレなんやけど。「汁」には全く抵抗力がない・・・。つらい。

 

ねがい
RAM(1999)
ADV/ゲームB+/精液B−(顔3:口0)
キーワード:おっぱいが泣き別れになっとらんか?この絵。

オレはこの風間神社の宮司様だ。こんな若い身空で1年の神社の最大のイベント、夏祭りを仕切らないとダメなんだけど、人手が足りん。よ〜し、バイト巫女を募集して手伝わせてやるか!たくさんの女の娘に囲まれて、こりゃ素晴らしい1ヶ月になりそうだ!南無阿弥陀仏!おっと、ここは神社だったな。ビジュアルアーツの新ブランド、RAMの処女作。ヒロインが全員巫女のゲーム。

一言で言うと佳作でんな。んん〜、でももっといいゲームになってもよかったような・・・。

神社という閉じた世界で、攻略性がほとんどないゲーム。序盤はあんまりイベントもなく、ほとんど会話ばっかりで進んでいくビーバップ・ハイスクール空間が広がっています。こういう設定自体はいいんだけど、オンリープレイを推奨するゲームの割に6人の巫女にゲーム全般を通じてまんべんなく会話を行うので、必然的にストーリーに共通部分が多くなってますな。作り手としては巫女達とのコミニュケーションを通じて世界観を構築したいんだろうけど、2NDプレイ以降、既知の会話ばっかりで退屈しちゃったなあ。

いっそ「めでぃかるFELLOWS」みたいに後半は一本道のシナリオに突入するようにすれば良かったのに。全員が花火をやるシーンなんかはよくできてたと思うので、普段は目星をつけた娘ばかりを追いかけて、たま〜に全員でのイベントを入れた方がメリハリが出たと思う。

「巫女達とのコミニュケーションを通じて世界観を作る」と言いましたけど、このゲームはイベントよりもキャラクターの特異性と会話を大切にしてる印象を受けましたね。特にコミカルな会話がそのキモ。しかしなあ、この会話はちょっとオレには馴染めなかったス。やりすぎ。ギャグもキャラ立ても。ボクもレビュー書いててよくやっちゃうんだけど、これはいいと思った例えとかって思いついたら思いついただけ入れちゃうんだよね。全身ヴィヴィアンで決める高校生というか、江頭2:50司会の1時間番組というか、ラパイッチのドリブル突破というか、「一人ごっつ」というか、麒麟児の張り手というか、MALICE MIZERというか、林真須美が使う砒素というか、モーニング娘(特に新曲の市井紗耶香)の踊りというか・・・。ほらね。抜くことを知らない。

こういう全部ON、ってのは実は逆効果なんだよね〜。うまく料理できるならそりゃ最高に面白くなるけど、やっぱり難しいと思うよ。悪口仲間の多香子との会話なんかはギャグをひたすらイーブンペースで続けるんでアメリカンホームドラマ的ヌルさが逆に出てしまってます。「フルハウス」みたいな。メリハリは大事ですな、何事も。このゲームについて言えるのはもっと緩急つけろ。これですね。

シンプルなゲームだし、軽い気持ちで出来るのはいいス。でもHが少ないなあ。汁も足りないよ〜。 なぜだか知らないが、「入院」をプレイした後と同じ気分になりましたね、オレは。

 

箱入り娘
D'z −DEEP ZONE−(1999)
ADV/ゲームB/精液B−(顔1:口1)
キーワード:2枚組でなくてもよかったなあ。

純粋無垢な箱入り娘が学園に転校してきた。淫乱な恋人に嫌気がさしてきた主人公は彼女との純愛を目指すが・・・。ミッション系スクールを舞台に繰り広げられる背徳と狂乱の宴。このゲームのパケ裏のあおり、「前作”吊”を大きく越える人でなし度!」って書いてあったんだけど、そういうゲームらしい。人でなし度が上がったらそんなに嬉しいんだろうか。

でもそんなに人でなしって感じでもなかったなぁ。まあ確かに善意の選択肢を選んでいくとトゥルーエンドにはたどり着けない。でも、逆に最後まで「人でなし」のままだとこれまたバッドエンド。何でや。やっぱり最後は改心せんといかんの?まあ、それまで背徳の限りを尽くしてきといてヌケヌケと悔い改めて牧師になったりする、そっちの方がよっぽど人でなしであるというメッセージなんかも知れんけど。なにしろバッドエンドだと主人公だけがインケツやけど、トゥルーエンドは主人公以外全員破滅やからなあ。おお、そう考えると確かにこのゲーム、人非人ゲーや!

Hシーンもそんなに酷いシチュエーションばっかりでもない。なにしろ一番被害に遭ってる箱入り娘の瑞穂が「カオスクィーン遼子3」の森山郁美ばりのバカお嬢なんで悲壮感ゼロ。むしろエロバカになってますで。主人公が瑞穂を相撲部に入部させて何にも知らないのをいいことにインモラルスタディを始めるという、まんま「カオスクィーン」な展開もあるし。ま、さすがにそんな楽しい(?)ものばっかりでもないんで、瑞穂が泣き出したりするとこっちもヘコみますが。でもどっちにしてもあんまり陰惨なものはない。ラストの方で一回あるけどこれならPILとかの方がよっぽどエグいよ。

CGは「吊」は全然好かん絵やったけど、今回はかなりイケてる感じになった。マトモです。ちょっとお尻の描き方とかもっさいところあるけど平均以上のCG。ただ精液はあんまり。これはがっかりだね〜。結構そういうとこ(?)わかってくれてそうな感じなんだけど。で、噂には聞いていたD’Zお得意のお下劣エロボイス、オレは初めて聞いたけど確かにエロエロ。「あいちゃん for Me」なんてこれに比べたらもうお子様ランチです、プリン・ア・ラ・モードです、スパゲティナポリタンです。卑語(ピー音で処理)もあるし、愛液の音も盛大に入ってます。特にフェラの時の吸い込みはスゴく、AVでもなかなか見ないぐらいの激しいバキュームかましてます。お下品です、ええ。これはいいね、いいですね。

肝心の汁が全然飛んでないけど、まあフォスターとかメイビートゥルース系の直截なH表現を押し進めるタイプのエロゲとしては非常にレベルの高い作品だス。「花の記憶」を買うぐらいならこっちを買った方がはるかにお得や。特にHシーンの音声を重視する人は買って後悔することは絶対ないと思うよ!

 

ぶれ
MEGAMI(1999)
ADV+調教SLG/ゲームB/精液A−(顔4:口0)
キーワード:女の子に平手打ちしちゃあイカンな。

オレのこと、うだつの上がらない奴だと思ってただろう?ふふふ、愚かな人間達め、オレの「力」の前に服従せよ!んん?何だ?この気持ちは?!馬鹿な!オ、オレがこんな気持ちになるなんて・・・。これが愛なのか?・・・ちゅう話。それか鬼畜。このゲームは本来なら「良作」のコーナーに入るべきゲームだったと思う。テキストの感じもストーリーそのものもめちゃくちゃいいとは言わんけど、まあそこそこ。で、CG原画はWEB界汁CGの巨匠、宇宙帝王。さすがに汁はバッチリだ。塗りもめちゃくちゃキレイ(贅沢言わせてもらうと宇宙帝王さん本人が塗りもやって欲しかったけど・・・)や。恋愛モードに入るか鬼畜モードに入るかでADVと調教の二つのゲームを楽しめるのも意欲的。

でもね。かったるすぎる。もう時間かかりすぎ。とにかく時間かかる。何しろね、時間帯1ターンにつき5回も行動しないとダメなんよ。それで1日4つも時間帯がある。1ターン1回しか行動できない「おきらくHEAVEN」とかでも大概シンドイのに、その5倍でっせ。それでいて攻略そのものもめちゃ難しい。オレはファーストプレイの途中で早くも攻略チャートをゲットしてそれ片手にやってたけど、それでもめちゃくちゃに時間かかったぞ!例えば鬼畜モードの全員捕獲のエンド。町中くまなく回らされて、なおかつ選択肢も吟味して最短48日目までかかる。うややややや〜。1日何もしないで進めるだけでも大変なのに〜。

一つのENDを迎えるたびにドッと疲れが出てサウナにでも行って中国バリでも打ってもらおうかな、って気分。こんなんではストーリーを評価するより、ここまでの長い道のりを走りおえた自分を先ずほめてやりたくなる有森裕子の状態にプレーヤーがなってもいたしかたないであろう。せっかく付いてる調教モードやる気力なんか全く出ない。

ゲームシステムのヤナとこはまだある。Hシーンからセーブポイントが遠い。不思議なことにゲーム中いつでも見られる鬼畜モードの調教では汁は全く出てこない。純愛路線を歩むと汁を拝めるけど、これがなあ〜ラストのラストでのHシーンやから前フリがとてつもなく長い。チンチンも冷めてしまうわ、ほんま。セーブはHシーンの直前もしくは最中であって欲しいし、Hシーンの数だけセーブポイントの数を確保する(そうじゃなかったらシーンでの回想モードをつける)のはゲームの作り手の最低限のマナーやと思うんやけどね。フォスターなんか3つしかセーブできないもんなあ。

これ、2週間ぐらいのゲーム期間でサクっとできればかなりの手応えのあるものになっただろうけど、ちょっとウザい。1時間の内容を総集編織り交ぜて倍の量にする「めちゃイケ」や「電波少年」の特番と一緒になってる。もったいないなあ。ま、定年退職したお父さんとかライフワークとしてゲームに取り組みたい人にはお勧めです。

 

まあじゃん黙示録
WEST GATE(1999)
麻雀脱衣/ゲームB−/精液C(顔0:口0)
キーワード:主題歌は良かったが

群雄割拠時代に突入した麻雀界。その覇を握ろうとする裏麻雀組織ブラックシャドウと伊集院豊の野望をうち砕くために立ち上がる正義の牌闘士(パイント)・・・。あのね〜こんなのは麻雀とは言わないんだよ〜。麻雀ってのはな〜、配牌が最低でもリャンシャンテン、カンチャンペンチャンは面白いようにズッポシ入って来て、リーチしたら3順目以内にはアガリで、相手に振り込んでもトンカチでその牌を破壊してなかったことに出来てしまうとかそういうもんなんじゃないの?オレはそ〜ゆ〜モノだと思ってたよ。

ところがだな〜、このゲームときたら甘いのは配牌ぐらい。常に4人打ちな上にCOMがどいつもこいつも麻雀が堅い!誰も振りこまんし、流局の嵐。しかも味方3人、敵1人のイカサマ自在の状態なのに味方からアガリまくり。「おおっと、ロンだよ〜(声:野沢那智)」じゃねえよ!ザコはおとなしくしとれ!バグも結構あって、アタリ牌は見逃すし、点数計算に他人ののリー棒付け足すし、こんな胴元(COM)天国の賭博場に誰が好きこのんで行くんや、ホンマ。

脱衣の方もわけわからん。勝ち負けじゃなくって持ち点によって決まる感じなのに、最初の敵との勝負から持ち点25000点ってど〜ゆ〜ことや。終わらんわ!こんなん。トップで終わるんは簡単やけど、脱がすの面倒なことこの上ない。もう途中で投げました、わたしゃ。しかもCGもキレイはキレイやけど、別に何ということもない。ホントに脱衣するだけですわ。

基本が出来てないぞ、このゲーム。エロゲでセメントマージャンしたい奴なんかおらよ。ヌルヌルでええんよ。シビアな麻雀したい、そんな奴は雀荘へ行くか、スーパーリアル麻雀でもやればいいのだ。

このゲームの一つの大きな話題だった豪華声優陣も何だかイマイチ。イベントの余興みたいな演技や。魂入ってへんで。しかも男の声優がビッグネームでも何の意味も無いよな〜。

さ〜て、スーチーパイでもやろうかなっと。

 

MyDearアレながおじさん
BLUE GALE(1998)
ADV/ゲームB/精液B−(顔0:口1)
キーワード:ウタマロ・浅い塗り

自分のでかすぎるチンポに貯まった毒を放出するために、女の子を養育していきなり鬼に変身して犯しまくる話。一見悲惨だがゲーム中はなかなかテキストが面白くって意外と明るい(?)ムードの作品。しかし、やはり処女凌辱に救いはないのだった。設定と会話は十分面白いので、これは結構惜しいゲームだと思う。でも、CGがヘボすぎる。同人ゲームじゃないんだから。それにチンポがデカイという事がHに生かされてないのも、もったいないぞ。あれだけでかいのに精液全然普通じゃんかよ。ヴィジュアル面を鍛えれば一気にいいゲームが作れるんじゃないか?ここは。

 

無垢弐
にくきゅう(1997)
メイド育成SLG/ゲームB−/精液A−(顔3:口0)
キーワード:メイド・レズ

借金を背負わせて、いたいけな女の子を陵辱する話。メイドさん調教ゲーム。前作がかなりアレだったので、圧倒的にすばらしく見える続編。でもそんなにいいと思わない。テキストが貧弱だし、声優の演技は最悪レベルだし。それにメイドって俺苦手。「雛鳥の囀」とかもダメだった。主人である自分が彼女らを抑圧してるし。前提としての上下関係がある調教は俺は嫌い。しかし、俺って許容範囲狭いよなあ。メガネだめ、鬼畜、ロリコン、けも、スカトロ全部ダメ。まさに精液一穴主義。あ、でもパイズリ・フェラは大好きだよ(自慢か?)あっそうそう、にくきゅうの「めいKING」。これはCGだけしか見てないがかなり良さそうだ。精液好きな人は満足できると思う。もしかしたらにくきゅうは将来性あるかもな。と、いってる間に「となりのお姉さん」というゲームが出た。これもかなり汁ゲっぽい。にくきゅう、侮れんな・・・。

 


〜メスを狙う顎〜
SAGA PLANETS
ADV/ゲームB/精液C(顔0:口0)
キーワード:主役を食うワキ役

記憶をなくした主人公が、母の開発した「マインドリクライナー」に疑問を持ち、その計画の全容を追う。これも「痕」エピゴーネンの一つ、という印象を受けた。もっともストーリーは全然似てないが。音楽、音声やヴィジュアル効果はいいので結構やる気になる。でもキャラが立ってない。特に主人公。脇役が「おお、思い出した!これこれこれこれこういう訳でこうすればいいんです!」事件の謎解きを全部してくれるのにはまいったよ。総合的に見るとまあまあ、というところ。スクープのソフトをちょっとおしゃれにした感じだ。

 

無惨 〜血肉の生贄〜
HARVEST(1998)
デジタルノベル/ゲームB/精液C(顔0:口0)
キーワード:女王さま・無能な勇者

洋館に集められた15人の女たち。洋館の女主人は彼女たちを使って不老不死の身体を得ようとしていた。レズに陵辱とオレの苦手な要素が中心な上に触手姦まである。したがってフィニッシュに関しては期待してはいけない。一本道の読むだけゲームで雰囲気はSM小説そのもの。最後とってつけたような勇者はいらんかったがね。まあ、絵柄は独特だがCGは綺麗だし、レズとはいえHの回数はそこそこ多いし、人によっては楽しめるかも。・・・声優が2役かけもちとかは貧乏くさいんでやめて欲しい。

 

めでぃかるFellows
キングダム(1998)
ADV/ゲームB/精液B+(顔4:口1)
キーワード:医者と作家の両立?ウッソ〜ン。ムリ!

医師免許を獲って大病院にボクは勤めることになりました。そこは女性職員が男性職員の10倍もいるのです。そこでボクが一緒にチームを組むことになった女性達は実は母が根回ししたボクの花嫁候補だったのです。まあ、それはともかく、ボクは立派な医者になりたいのですよ。このゲームは結構いい部分を持っていた。ADVというか、始めの数日間で好感度が高かった娘との1本道のシナリオを進んでいくシステム。女の子も4人+サブ1人と少なくて、ボクのようにややこしいのが嫌いな輩は女の子ひとりひとりとじっくり付き合えるのは助かる。しかも一人の娘と何度もHできるし。結構イケてる設定やった。

が、しかし。ゲームそのものは何だか中途半端な出来になっていたね。ストーリーは悪くない、でも良くもない。音楽も合ってないことはない、でも印象には残らない。キャラも色々ギャグとかかましてくれる、でも笑えない。もう、いいとこもわるいとこも「ないないづくし」。可もなく不可もなく面白くもなく。

ただ、面白くない理由はある程度はっきりしている。まずCG、これあんまり巧くない。線がヨレヨレしているし、横顔がドヘタ。しかし、ま、最悪って程でもない。んでストーリーが何か手抜きっぽい。というのも、4人のヒロインの話の展開がみな一緒。選択肢もほぼ一緒。何とセリフ回しまで一緒。ホテルから出てきた時のセリフとか4人とも同じこと言いよる。これってもしかしたらわざとなんかも知れんけど、何の意味があるんかわからん。そして主人公の性格がなあ。こいつがマジメそのもの。女性軍は今時のエロゲの典型っぽく色々食ったようなことやってくれるのに、ほとんど素の返ししかせえへん。こんなボケ潰しが主人公やから話が動かんねん。ホンマに医者になりたいんやったらエロゲになんか出てくんなよ。ま、こういうヤツがモテるっってのは妙にリアルなところもあるけどな。どっちにしたってプレイしてる方はグダグダになんねん!

何かいかんともしがたいゲームね。ホント、「100%まあまあ」という感じ。「ジャスト中途半端」、というか。でもドラマ作りだけが問題であって、最初に言ったコンセプトはいいと思うし、恋愛ものでもHをちゃんと入れてた。声優もまあまあ良かったし、ユーザーインターフェースも使いやすかった。何より「精液」が良かったんで。何か最近の恋愛モノでは破格の生々しさがあったね、ドロッとしてて。これはナイスでした!

 

リトル My メイド
SWEET BASIL(1999)
ADV/ゲームA−/精液B(顔4:口0)
キーワード:玉手箱の中身はバイブだったのか・・・

むっかし〜むっかし〜うらしまは〜助けたメイドに連れられて〜、竜宮城にきってみれば〜(以下略)。浦島太郎+人魚姫という作品。これは意外と面白いゲームだった。始めは「こんな色センスのないカクテルソフト絵のゲーム、つまらんに決まってるわい」と思ってたんですが。

お話もそこそこイケます。但し、ちょっと主人公の鬱陶しいシニカルさはうざったいですが。メイド達はみななかなか魅力あるし、なにより声がいい。CGもまあまあキレイです。汁もあります。ただ、この精液表現はどうなんだろうねえ。どの顔射CGもあんまり飛ばなくって、鼻の頭にマヨネーズみたいなのが乗っかる。ビオレ毛穴すっきりパックの様ですが。

まあ、実のところあんまり書くことないんですわ。平均的に良くできている作品はレビューが逆に書きにくい。

でもね〜、画面表示に不具合があってね〜。一部の機種では描画が以上に遅くなるんだわ。メーカーのHPの指示通りにやったら直るんだけど。これ、BASIC?と思いつつ2,3回やってしまったよ、私は。困ったモンだ。