リーフ
こ、これは?!F&Cウィルス!?
せ、性欲がみるみる減退していくぞ!!!!
ワクチンはないのか〜〜!?



1996
ADV/ゲームA/ 精液B−(顔1:口0)
キーワード:電波・凌辱・過繊細

まだ弱小ブランドだったリーフのヴィジュアルノベル第1弾。「狂気」とイうキツいテーマのぃしょくサくデす。「毒電波」とかよく取り上げるよなあ。リーフがメジャーになったおかげで、広く受け入れられているけど、これはカルトだよ。もっともテーマは異常だけどゲームはケレン味の無い作り。後の作品と比べると演出、せりふ等、色々な面でストレート(但し、裏シナリオはくどい、長い)。ちなみにHはVNシリーズのなかでは一番。とはいえ、射精CGはあんまないが。

このゲーム、主人公がだらしないのが評価を下げてる。自分の社会的不適応を選民的な優越感に転嫁してるタイプってむかつくなあ(近親憎悪・・・)。そのくせ無力だし。こういうヤツに限って新島沙織みたいな誰とでもしゃべってくれる娘を「君だけが僕をわかってくれたんだね」とか勘違いして、ストーカーになったりするんだよね。え?俺?俺はもちろん、さおりん一筋さ!わはは・・・・。

 


1996
ADV/ゲームAA/ 精液B−(顔0:口0)
キーワード:血縁・凌辱・ツルペタ

「二重人格」がモチーフのヴィジュアルノベル第2弾。前作の成功で自信をつけたか、メジャー感覚あふれる傑作。ぐぬぅ・・・。おもしろいじゃねーかよ。いかん、リーフのファンになっちまいそうだ。ストーリーもキャラも音楽も超ハイレベルに仕上がっている。今まで俺がやったゲームのなかでも十指に入るよ、これは。

特に印象的だったのは音楽。ゲームでこれぐらい効果的な音楽は初めてだよ。「楓」とか、BM98で自分が引いてる旋律に鳥肌立つぐらい。リーフの音楽の醍醐味はもう「包み込まれる感」。これ。キャッチーだとか、心にしみるとかじゃなくて。何かこう、やさしい暖かみが自分を取り巻く感じ。このゲームも終始不安感が全体を支配してるんだけど、ぱっと悪夢が覚めた時にあの柏木家の音楽が流れてきたときの気分。たまらんホッとする。

で、難点の方。前作からそうだけど、フラグの立て方に難がありまくり。一度エンディングを見ないと新しい分岐が出てこないのだ。したがって何回も何回もオープニングから始める必要がある。これはかったるいことこの上ない。どんなにいいシナリオでも、その半分のテキストが既知のものだったらやっぱりインパクトが弱くなるだろう。同じシナリオ部分を共有するマルチエンディングものというのはそういう問題を構造的に持っている。したがって、「どういう順番でシナリオをこなすか。」というのが大事になってくのだが、このゲーム、一度バッドにならないとグッドエンドへの選択肢が現れないところが多々ある。そもそもファーストプレイが絶対に「全滅バッドエンド」に行き着くようになっている。俺が作り手なら、全てが新鮮なファーストプレイには一番とはいわなくても、そこそこ自信のあるシナリオを見せようと思うよ。見解の相違かも知れないけど、このゲームの仕様は嫌い。

凌辱シーン多いし、回想モードが不親切、テキストスキップできない(WIN版はできるの?)とか他にも色々文句あるけど、このゲームの最大の欠点は・・・・「おまけシナリオ」が面白すぎるということだろう。本編が前フリにみえちゃうぞ。

 

To Heart
1997
ADV/ゲームA/ 精液B−(おまけで顔2:口0)
キーワード:王道学園恋愛・ソフトH

ヴィジュアルノベル第3弾。前2作とはうって変わって甘い恋愛もの。リーフをエルフクラスのメジャーブランドに押し上げた大ヒット作。私、このゲームについてごちゃごちゃ言いましたが、別に嫌いじゃないんですよ。芹香先輩のキャラと格闘娘のシナリオなんかは結構好き。いつもながら音楽もすげーいいし。でも志保ちゃんにもっといいストーリーを用意してほしかったよぅ。オレはさおりん、梓ときてるんで、志保に期待してんだよ。

相変わらずスバラシイ音楽。何でこんなにいいんだ?どれぐらいすごいかって言うともう音楽以外覚えてないぐらい。もう自己主張しすぎ。キャラの立ちCGとかよりよっぽど印象残るわ。

しかし、V・Nも3つ目ともなるとさすがに食傷。ストーリーも装飾過多になってきた。HシーンCGもソフト過ぎや。リーフのフィニッシュで顔射ってないよなあ。顔にかかってもそれはおなかに出したおまけって感じで、それが好かん。顔を狙ったのは「雫」で1度あるだけ。うーーん。こんなことでココロを痛めてるヤツもいないだろうが。

 

初音のないしょ!!
1997
オムニバス/ゲームA/ 精液C(顔0:口0)
キーワード:シンを取る志保・スクリーンセイバー

「さおりんといっしょ!!」に続くリーフキャラ総出演のファン向けノベルティ・ソフト第2弾。アクションゲーム、RPG、「東鳩」のおまけノベル、アクセサリからなる、リーフの言い方を使うと「アミューズメントCD」。

(注:ここから提灯記事)実はこのゲームまだプレイ中。しかし面白いに決まってる。リーフが関西在住とわかった今、もはや私にとってリーフは「伊丹の小粋なニイさん」。あらがう気は毛頭ございません。 もちろん青筋立てて作ったようなものではないが、非常に良くできています。CDプレーヤーひとつとっても、キャラへの愛情があふれ出ている感じ。ファンなら絶対に楽しめるに決まってる。それに加えて2500円という驚異的安価。文句があるわけがない。売りたいというよりスタッフが作りたいという方が先にあるんだろう。いいよなあ。

ちなみに俺はこれのスタッフの裏話で初めて「東鳩」が脚本家二人で作られていたということを知った。やっぱり志保のプロットは高橋氏じゃなかったのか・・・。ま、いいけど。