サッカー日記01
(1998・10−11)


11月26日

U−21代表対アルゼンチン戦(2)

アルゼンチン戦の日本代表の選手短評を書いとこう。雑誌とか先に読んじゃうと流されちゃうからね。

GK南:特に悪いところは無かった。バックパスも無難に処理。相手がハイボール、ロングボールの攻撃をしてこなかったのでそこら辺の対応は不明。レイソルの試合を一度見たときに飛び出しの判断を躊躇して失点くらうところがあったので、アジアのカウンターチームとの戦いで真価が問われるかも。

DF宮本:非っ常に良かった。あれだけの激しい運動量を要求し、守備も攻撃も能動的なトルシェ・ジャパンの生命線は高いDFライン。A代表は全然動かんエジプト相手でもゾーンが間延びしていたのに、圧倒的な格上のアルゼンチン相手に押し込まれてる状態でもペナルティエリアでバンバントラップかけるし、1点リードの終了直前でもDFラインはハーフウェイ付近。ハイリスクなフラット3でこのクソ度胸のラインコントロールはすごい。足技の不足がなんだ!MVPはこいつ!井原に教えたってくれ。
DF戸田:この世代の秋田。局地戦では宮本より頼もしい存在。かなりの危機を救っていた。
DF古賀(兄):・・・ごめん。あんまり印象にない。でも特に致命的なミスもなかったのでは。戸田の髪型一度見ちゃうと、こっち地味なんだもん。
DF市川:調子にムラがありすぎるんだ。戦術理解のキャパシティの問題なのかなあ?この日はかなり良かった日。これでまたしばらく評価留保の日々が続くのか。
DF中谷:結構評価を高めた一人だろう。スピード・テクニックにきらりと光るモノあり。しかし、ボールを持ってその後どうするかと言うところに課題。パスがなあ・・・。

MF小野:前半に関してだけなら、言われるほど悪くなかったけどね。パスもいいの2、3本通したし守備もちゃんとしてたし。ま、期待が大きいと損だね。
MF中村:前半のこというならこっちの方がひどいだろう。ビデオを見直すと後半は良くなってるんだね。しかしホントに名波にキャラクターが似てるなあ。でも、昨日の状態だと全然名波の方がいいけどね。リズムを感じなかった。でも中村が名波より優れているところはゴールに近くなるほどシュートの意識が高まること。名波はゴール30センチ前でもパッサーであり続けるからなあ。
MF稲本:なんか最近イナが熱い。いつも評価しすぎていたから、アルゼンチン戦はまあいつも通りと思って遠目で見ていた。が、実は「稲本全国区への名乗り」の記念すべき日になったかも。考えてみれば民放の全国ネットって初めて?これからサクセスロードを歩んでいくのか!?がんばれ!ダーティ・プリンス!
MF石井:地味ながらちょいちょいと危ないところに顔を出していい仕事していた。 稲本が大ブレイクしたのは彼のインサイドワークがあればこそだろう。しかし、アジア大会のメンツからもれたという噂。なぜだ!?
MF古賀(弟):役割はこなしていた。しかし、日本のロベカルとかいうならもっと強引なところがあってもいいだろう。左に自信があるんならね。この日は普通の選手にしか見えんかった。
MF明神:ごめん。どこにいるのかなあ〜とか思ってたら試合が終わっちゃった。評価留保。石井が離脱したということはアジア大会の稲本のパートナーは彼ということなのか?

FW福田:ワントップに慣れてないのか。あんまりだった、というより悪かった。状況によるプレイの選択がことごとくズレていたような・・・。でも得点シーンでのポストプレーは見事。
FW高原:この日は福田より大分よかった。自分に求められていることが何かを理解していた感じ。ま、彼もしょーもないときはとことんしょーもないから。そう思うと柳沢というのはゴッツイやっちゃなあ。

以上。アジア大会はかなりいいところまでいくはず・・・なんだけど。相手の見え見えのカウンター地獄にはまって自滅とかおきまりのパターンは止めてね。


11月23日

U−21代表対アルゼンチン戦(1)

たった今、日本×アルゼンチンのU−21親善試合終了。ちょっと感想。
まず、アルゼンチン代表。このチームは俺は初見だ。しかし、見た感じこのチームは日本チームよりかなり強い。序盤こそアウェーチームらしくカウンターっぽく戦っていった。しかしながらプレッシャーがどえらく激しい。個人技も当たりの強さもパススピード&正確性全てが上。ベストメンバーでは当然ないだろうが、さすがこの世代の世界チャンピオンという印象。

対して日本。ユース代表のメンバーを交えての3−6−1。柳沢と播戸が使えず、福田のワントップに不安が残るもかなりのメンバー。さあ、この相手にどう戦うのかと思ったが、どうしてどうして結構やる。確かに個人では劣るがボール際のプレッシャーと粘りで中盤はほぼ互角の状態。最終ラインはアルゼンチンの再三のウラ狙いにもかかわらず敢然と高い位置をキープ。オフサイドの山を築き、仮にラインをつき破られても素早く戻ってゴールを許さない。前半は小野と市川、そしてダーティ・プリンス稲本の調子が良く 狭いところをアルゼンチンのお株を奪うショートパスをバシバシ通していた。しかし、ペナルティ・エリアの中にはいっこうに進めない。その原因は福田・中村俊の不出来。福田はころころころころころころ倒れて全くクサビになれず、MFの上がりを全くアシストできなかった。もっとひどいのは俊輔。10回ボール持ったら、4回転倒、3回トラップミス、2回パスミス、1回横パスという感じ。小野より前目の位置の彼のミスが日本の攻撃を急停止させていたよ。しかし、この2人が絡んで日本が先取点。なんでかなあ。とにかく、前半は理想的な展開で折り返す。
後半。アルゼンチンは前半のやり方を投げ捨て、はっきり勝ちに来た。時間とともに攻撃的な選手を交代でがんがん入れ、ほとんど4トップ状態。こうなると日本は防戦一方。とはいっても、相変わらずラインの押し上げはあるし、中盤の選手もがんばってプレッシャーをかけ続けた。中村俊は全く後半もダメだったが、交代で入った選手もその役割をそこそこに果たしアルゼンチンの猛攻に耐え続ける。終了直前になってもキープに走らずバカ正直な日本だったが、アルゼンチンもまだ若いのか焦った攻めが目立ち、結局1−0で日本の勝利。MVPはパスミスもあったが勇気をもってラインをコントロールし続けた宮本。よくやった!
今日みたいに格上の相手であろうとでも自分たちの優位性を生かし、勝ちをもぎ取ろうとする姿勢。そのアグレッシブさはこないだのA代表の試合では見られなかった。これが本当のトルシェの目指すサッカーなのだろうか。だとすれば、俺は非常にうれしい。ベストメンバーで望むアジア大会が待ち遠しいぞ。


11月20日

昨日、J1参入戦はすごい試合になった。あの山下のシュート。彼の右足に2チームの来年1年の運命が左右される一瞬。
両チームとも本当に100%のファイトで戦ったと思う。あの試合に駆けつけたサポーターは、勝った方も負けた方もある意味満足できたのでは?技術がどうの、戦術がどうという前に人が必死になって戦っている姿は、見ているものを熱くさせる。

この入れ替え戦を体験したチームは一試合一試合の大切さを思い知らされるだろう。 フリエも合併が決まってからはいきなり試合への取り組み方が変わった。Jに残れたチームにしろ、フリエの選手にしろ来季は今年よりはいい成績を残せると思う。こういう逼迫した状況の経験は人を成長させるんだ。

うん?なんかマジメな事書いてる?  トモダチンコー!!(これバランス取り)


11月15日

J2nd第15節、ジュビロ×ガンバ

今日でJリーグ2ndステージ終了。TVで裏優勝決定戦の「ガンバ×ジュビロ」を見る。
ガンバの試合はあんまり中継がないので、金がないオレは万博にも行けずなかなか試合が見れない。1試合全部見るのは久しぶりだ。運がいいことに今日はガンバは当たりの日だった。外人は1人。26才の實好がキャプテンの若造チームのガンバ。前半はほぼ5−3−2システムのマンマークのカウンター狙い。日頃のオレなら「若いのに志が低い」というところだけど、今日は相手が相手だけにしょうがない。が、その戦術がおもしろいように決まっていた。稲本+平岡+小島の間でのダイレクトプレーが恐ろしいまでに決まり、何とチャンピオンチーム相手に4−2でリードしての折り返し。ま、前半のジュビロは明らかに不調だったし、こっちを舐めてるのかマークもゆるゆるだった。後半、さすがにジュビロはこれではイカンと思ったのか、守備にも本腰入れ、運動量も大幅に上げてきた。対してガンバは後半に直ぐに追いつかれると疲れがどっと出て、集中力も運動量もガックーンと落ちてしまう。結局後半は実力通りで、4−5でガンバの負け。うちジュビロの2点はJ初出場のガンバのGK都築のプレゼント、とはいえこっちの4点も出来過ぎなんで、まあ何度やっても勝つことはなかっただろう。
しかしながらほとんど20才そこそこの選手ばっかりと思ったら、今日はよくやったよ。特に攻撃陣。小島の決定力もあのトシにしてはなかなかいいんじゃない?U−21では福田とヤナギのパートナー争いになるんだろうけど、今日の出来だったらレギュラーいけるで。播戸のスピードは相変わらずすごい。後はミロでも必死で飲んで背を伸ばしたまえ。そしてそして稲本!お前は素晴らしい!一生ガンバにいてくれ!!!!!・・・ま、ドゥンガのマークはあんまりできてなかったが、気にすんな!!レッツ・キープ・バイオレンス!


11月14日

Jリーグ獅子身中の虫、読売の撤退を喜ぶ声が多い。チェアマンも内心ホッとしているだろう。しかし、ナベツネがこのままいなくなるとも思えない。ヴェルディの単独株主になった日本テレビにも役員としてにらみを利かせているし。一体全体なんであのようなお方がJに関わっているのか・・・・。日テレも「いつでもヴェルディを手放せるぜ」っちゅーてるし、こいつらホンマに全日空以上のクソやで。平塚のフジタも危ないというフライング記事も出たが、これを機会にJの一大刷新を計ったどうですか、川淵さん!Jにお金は無くなるけど、「チームにみんながついてくる」という姿勢を守る方が大事じゃんか?ついてこれないヤツはやめてもらおうよ。

そうそう、ラモスさん。お疲れさまでした!TV解説であんまり吼えすぎないでね!
カズはどうすんだ?今更海外にも行けないだろうし、こうなると高い年俸はネックだなあ。サンガぐらいじゃないか?雇える金持ってるの。ま、サンガもいらないだろうが。


11月9日

フリューゲルス問題に関して、最近サポーターの間では「どうしてくれようANA!!!」みたいな風潮があるみたいだが、何となく不毛な感じも最近してきた。選手もANAのユニフォームもマークを隠したりして。みんなそんなにANAが憎いなら、逆に全日空を見捨てたらいいのに。サポーターも選手も合併前に先辞めて、Jリーグも離れて新しいチーム作りなよ。「フリューゲルス」と言う名前は登録商標らしいけど、同じ選手、同じサポならどこへ行ったって同じチームじゃんか。でも、サポーターと選手の足並みはそろわないっしょ。だって地域リーグでもいいっていっても今の選手は何人ついてくるんだろうか?年俸800万とかで山口とか我慢できるのかなあ?今の雰囲気で行くと、いずれサポーター、選手に思い入れの踏み絵が行われるぞ。フリエサポも、もし「横浜サッカークラブ」とかいって一からやりなおしてついてくるのかな?今のムードに冷や水かける訳じゃないけど。確かにANAも悪いが、企業の考えかたってのはそういうもんだよ、残念ながら。フリューゲルスのみならずJリーグのスポンサー全体に対して何かしらの働きかけをした方がいいかもね。「Jのチームは市民団体だ」って考えを浸透させた方がいいよ。

あ、代表をコパ・アメリカに参加させることが決まったんだって?詳しくは知らないがこれは楽しみだ!


11月8日

ガンバまた負け。どんだけ負けたら気が済むねん。なんぼ若いチームであっても、そこそこにはいいサッカーしてるにしても、稲本が疲れてるとしても、やっぱ勝たな意味ないやろが。こんだけ連敗かまされたらフォローもつきるわ。アントンさんの言い分ももっともやと思うけど、それをなんとかするんが監督の仕事やろ。


10月31日

ブロー怒!キャスター

今「ブロードキャスター」でフリューゲルスの消滅を取り上げていた。
この番組はいつもいつもオレの逆鱗に触れてくれるが、フリューゲルスの特集が終わってコメンテイターの連中のコメント。
「鹿島とか市原とか小さい所だからダメ。仙台とかもっと大きな都市に誘致しないと。」「やっぱり試合の中身が宣伝に伴ってない」「中継の視聴率が上がるように、選手の皆さんお願いします。」
こいつらTVの前のサッカーに興味ないヤツのセリフそのまんま。お前ら今日の磐田×清水戦見たんか!猛烈なプレッシャーの中、果敢にパスを繋いでくるジュビロ。エスパルスの勝負への執念。熱気爆発サポーター。そりゃさ、イングランドやイタリアの一流どころと比べたら落ちるよ。でもJリーグの試合レベルは確実に上がっている。今日のアジアユースの決勝。負けはしたけど、日本のスキルははっきり言ってアジアではトップクラス。選手はそれなりにがんばってるんだ。それに冷や水をぶっかけとるのはお前らやないか!「日本サッカーはまだまだですねえ。」とかいいながら、その直後にめっちゃレベルの低い巨人の試合を大々的に取り上げる。そのときに「やっぱり大リーグと比べると日本野球は・・・」とか言うやつおるか!?Jリーグが始まった当初は持ち上げるだけ持ち上げといて、やばくなったら一番にケツまりやがって。TV番組でもっと取り上げてくれたら、Jはもっと盛り上がるんだ。フリューゲルスの消滅の原因はお前らじゃい。そのくせ大きな顔してサッカーに理解のある番組ヅラ。中田もこんな番組出て、どういうつもりなんや、ほんま。福留のクソヤクザの顔見ると反吐がでらあ。


10月30日

フリエ・・・。ただ涙。

今日、フリューゲルスの消滅が決定した。
いや、正確に言うと吸収合併なのだがチームが無くなることには変わりない。私は世捨て人のような生活をしているので世の中の動きには非常に疎い。今回の出来事はそんな私に不況というものを実感させてくれた。お金の問題はいたしかたない。ヘロヘロの佐藤工業にお金をこれ以上出させるのも酷というもの。しかし、Jリーグで2番目の観客動員を誇るチームを消滅させてしまう決定は避けて欲しかった。経営規模を大幅に縮小させて、J2でもう一度いちからやり直す、という選択肢は無かったのか。サポーターは「フリューゲルス」が「Fマリノス」になりました、といってすぐに切り替えられるものでもないだろう。大体もう一つのホームタウンである熊本の人たちはどうしたらいいのか。Jリーグは企業スポーツとは一線を画したものを指向していたのではないのか。地元チームを中心としたスポーツ振興。クラブハウスではサッカーだけでなく、様々なスポーツを市民が楽しむ。そういうものが、「ホームタウン構想」ではなかったか。プロのスポーツチームはは野球でも赤字が普通だよ。それを採算が取れないから、といってサポーターをほったらかしにして合併する。チームが危ない、Jリーグに居続けることはできない、有名選手もいなくなる、それでもチームを支えてくれるか?ということをサポーターに聞いてみたのか。どんなにレベルが低くてもそこにチームがある限り応援し続けるのがサポーターというものだろう。もし、そういう人々が横浜にも熊本にもいないのだったら、「百年構想」といっても所詮絵に描いたモチ。結局、Jリーグも日本の企業スポーツの殻を破ることはできなかったのか。ネベツネの言うように「スポンサー企業のイメージ作りのためのチーム」を作るのか、それとも経営規模を緊縮しても当初の理念を押し通すのか。このままだと何もかも後手後手に回って、「不況」という名の下になし崩し的にJリーグがあらぬ方向に流れていってしまいかねない。今回の合併劇はJ関係者、チーム、選手のみならず、サポーターにとってもJリーグの将来を考えるいい機会になると思う。とりあえず私もガンバ大阪の経営を活性化させるために試合に足を運ばなくては。でも・・・・金がないんだよなああああああ。

俺、実はJが始まった当初フリエファンだったんだよ。俺がサッカーを見始めるきっかけになったWOWOWの「セリエA」中継。その解説者だった加茂周さんが監督ということで俺はすごく思い入れがあったんだ。まだ若かった前園、山口にモネール、エドゥー、アマリージャのクセ者外人が敷く4−5−1システム。こいつらが加茂さんのセリエ直伝のゾーンプレスで当時メチャ強のヴェルディと互角の戦いをしていたんを燃え燃えで見てたもんだ。選手層が薄かったのでリーグ優勝までは手が届かなかったけど、個人の実力差を組織と頭でカバーする方向性はあのときはすごく魅力的だった。加茂さんが日本代表の監督になってフリエ監督を勇退してからはちょっと離れてしまったけど、常に理想の高いサッカーをしていた印象のある横浜フリューゲルス。ほんと、残念。

一方、明るいニュースもある。日本ユース代表がサウジを4−2で破って中田が出場した’94年以来、3度目のアジアユース決勝に駒を進めた。
サウジは昨日のエジプトを更に悪くしたようなプレイを見せてくれた。個人の力では日本より上のくせに全く攻めてこない。日本とあたる国は日本を尊敬しすぎだって。選手の動きもさっぱりで突っ立っている選手同士でパス回すから日本選手のカットにあいまくり。これじゃカウンターの心配もないから日本選手はガンガン攻めていった。ゴール前の激しさもさほどでもないから開始10分もしないうちに本山のゴールが決まった時には圧勝か?と思った。 が、日本はこんな相手にでもきっちりカウンターを決めさせてしまう。一本のパスだけで簡単に2人のCBの間を通される全く同じ様なかたちで 2点。
この内容で1点ビハインドで折り返すことになるとは。俺はテレビ消そうかと思ったよ。しかし、それでも常に攻められるというのは大きく、後半もガンガン日本は攻めて3点取り、試合内容に見合った点差で勝利。決勝は月曜に負けてる韓国。今度は頼むで。
MVPは小野。この世代ではやっぱり抜けてる。セルジオが「観客がああして欲しいな、と思うときにその通りにできる選手はうまい」といっていたが今日はそういう感じ。小野に限らず日本のMFは攻めてる時に限っていえばかなりいい。プレッシャーが少なかったとはいえ、ダイレクトに長短パスをポンポンと繋ぐ様は爽快。守りが課題だけどこの世代でそれほどガツガツすることもないだろ。まずは選手の頭の中のヴィジョンの拡大が大事。
それに比べて、FWとDFは弱いねえ。高原も3点決めたけど、うち2点は向こうのプレゼント。消えてる時間が多すぎる、すぐ倒れるし城と変わらん。播戸も同じ。でも二人ともなまじ点を決めてるだけに難儀・・・。DFはもっと課題。いっつもいっつも同じ手で何点も取られやがって、ってこれはホントは清雲の仕事だぜ。確かに稲本、酒井の両ボランチがとことん前のめりだからDFは大変なのはわかるけど、今日の2点は単なる不注意だよ。あんなにあっさりと抜かしちゃ他のプレーヤーが戻ってくる暇もありゃしない。CBは二人とも「スピードより読みで勝負するDF」らしいけど、どこがや。SB石川は能力自体が不足。市川は高原と一緒で一瞬すごくいいがそれ以外は平凡そのもの。元フル代表のレベルじゃないよ。ま、ワールドユースじゃあそこまで日本ペースになることもないから、DFについては嫌でも考えないといけなくなるだろうけど。でももっと能力高いDFいないの?手島が上の世代の代表にも呼ばれてるぐらいだからなあ。困ったね。


10月29日

トルシエJAPAN初試合

日本×エジプト戦から帰ってきた夜です。
さて、もう既に「サッカーカフェ」などでは色々な意見がバンバン出ているようですが、僕もちょっと雑感を。

まず思ったのは「なんや?エジプト代表ってめっちゃ弱いやんけ」ということ。動きが鈍い。パスミス連発。アフリカチャンピオンとはにわかに信じがたい。個人技ではちょいちょい良い所を見せてたけど、コンビネーションが悪いので得意なはずのカウンターが全く機能してなかった。こうなると、単に引いてるだけのチームなので日本代表がどう攻め込み、崩すかだけのゲーム。とはいえ、日本代表も新メンバーが何人か混ざっていて、 チーム全体のディシプリンの徹底はまだまだだった。

まず攻撃に関して。この試合でまたまたでた決定力のなさ。この問題はちょっとやそっとじゃ直らないので、結局シュートの数を増やしていくことでカバーするしかない。しかし、相手が引き引きのおかげでそこそこ攻め込めるもののペナルティエリアまで到達できる程の崩しはさほど多くなかった。新メンバーが生きていた所は全然なく、形ができる時は、「名波−中田−相馬」のいつものライン。特に右サイドは相変わらず無風。名良橋が望月に変わっただけ。望月の存在価値は?僕には奥と望月の起用が逆のように思えた。奥は守備で貢献していたように写ったが、やっぱり奥は縦の飛び込みが持ち味で守備は「できる」というだけ。もっとガンガン来る相手だと守備も不安。今のシステムのなかでは中田のカバーで手一杯。だから、奥は右のアウトサイドやらしたほうがいい。今のままだと右からの攻撃は全くできない。今日だって右からの崩しを成功させたのは名波。これじゃダメだよ。FW連中もシュートもっと撃って欲しい。今日枠に飛んだシュートはFWではたった1本(PKは別よ)ではないだろうか。もっとがんばれ。しかし、その1本を放ったロペスは今日の俺のMVP。クサビになり、チャンスメイクもし、シュートもうってと非常に良かったと思う。中田も日程を考えると素晴らしかった。

守備。TVとか、BBS等では、今日の守備は「及第点」をもらってるようだ。しかし、エジプトに意図のあるプレーはあまりなく、人数をかけて点を取りに来たのは後半のごく僅かな時間だけだった。しかし、日本の3バックは相手にいい形を何度か作られていた。僕は今日安定していたのは川口だけだったと思う。マンオブザマッチに選ばれた井原も結構ミスがあったぞ。大体いつまで井原中心のディフェンスラインは続くんでしょうか。斉藤はリーダーになるつもりはないのか。今日3バックで一番出来がいいとされていた斉藤だが、現場ではそんなこと全然思わなかった。存在感の希薄さはいかんともしがたい。ただ守っているというだけ。田中誠は何故試されなかったのだろう。スピード不足の井原がいる限り4バックは実現せず、MFに僕の大好きな森島の入る場所もできない。もっとも森島は4分ちょっとで引っ込んでしまった。インケツだねえ。

相手の出来が良くなかったせいもあってトルシェ・ジャパンの実力がよくわからなかったが、「岡田ジャパン」のときとどう違うの?という感じ。新メンバーはまだカヤの外で新風を吹き込むまでには至らなかった。やっぱり中心選手が替わらないと大幅な変化は望めないねえ。


10月28日

お、今日はついにトルシェ・ジャパンの船出の日ではないか。中田はできれば出さないで。彼をつぶすな。それより奥・名波・森島のオフェンシブMF+伊東のボランチを試したら?あ、今回3−5−2だっけ。とにかく「代表をこうしたい!」という意図の伝わるプレイ 期待してるで。なんか、このページサッカーのことしか書いてないなあ。


10月27日

日本代表は目出度くWユース出場決定。しかし、あの連中に2002年を任せるのか。守備悪すぎるぞ。4バック全員(市川も)良くない。早急に 対策すべし。今、日本代表に足りないのは決定力ではなく、センターバックであるというのはサポーターの総意。いつまでも井原&秋田レベルじゃだめだ。でも、今日の試合見てたら不安。高原もちっともやんか。小野だけやな、2002年も代表に残れそうなの。あ、稲本もいいんちゃう?俺あいつがあんなダーティープレイヤーとは思わなかった。どこが日本のプリンスやねん。ええぞー!もっと小狡くなって日本のシメオネを目指せ!!


10月23日

日本チーム大勝。色々文句はあるけど、やっぱ攻めてなんぼのチーム。これでええ。稲本次はがんばれ。播戸は今日の調子で行け。加地はとりあえず清雲のジャージ洗濯しとけ。


10月21日

いやはや、昨日のサッカー。大阪勢の活躍見てくれた?致命的パスミス連射であっという間に交代の加地!何してたか全然わからんのにイエローだけはしっかりもらう播戸!!逆転で意気上がる場面で退場の日本のベッカム稲本!!!史上最強メンバーといわれ、優勝を義務づけられるチームの緒戦。わざわざ勝ち試合を引き分けにしてメンバーのゆるんだムードを引き締めようというこの大阪勢の真心!大阪の、いや日本サッカー界の未来は明るいなあああああ。わはっははははははははははは。
トホホ・・・・・・・。


10月20日

日記もつけよう。
今日サッカー・アジアユース選手権の日本代表の最初の試合(対中国)。稲本・播戸・加地がんばれ!2002年の代表は大阪勢で占めよう!A代表にも森島が残り、岡中も入った。よっしゃよっしゃ。しかしトルシェ・ジャパンのメンバー、奈良橋不在で右サイドどうなるんやろ。3−5−2で右のウィングハーフに攻撃的なやついれるんか?おお!そうなると森島がそこに!?・・・いや、奥かな。守備できるし。長居のチケットも今日買ったしA代表も頼むよ。